消えたちり紙
水洗化人口が増えるに伴って、当然ながらトイレットペーパーの出荷量は増え続けています。
ここ10年間を調べると、どの年も前年を上回っています。
恐るべき!トイレットペーパー使用率!!!ですね。
ウォシュレットが登場した当時は、誰もがトイレットペーパーの需要が落ちると確信していました。
なぜならば、ウォシュレットには、自動乾燥の機能も搭載されていたのですから。
しかし、実際には大半の人がトイレットペーパーを使用していたのです。
よく考えてみてください。
いくら自動乾燥とはいえ、最後の仕上げでひと拭きしておきたいですよね。
よってトイレットペーパーの需要の影響は、まったくと言って良いほどありませんでした。
さらにトイレットペーパーの受給率は、ここ当分伸び続けることでしょう。
トイレットペーパーの需給が増え続ける半面、減少していったのがちり紙の存在。
ちり紙の出荷量にかんしては、毎年大幅に減少しています。
平成6年には、なんと6万3000トンにまで減少してしまったのです。
ちり紙減少の原因は一体何なのでしょうか?
もちろん水洗化の影響もあります。
それ以外にも、鼻をかむ際に、ちり紙ではなくティッシュペーパーを使うのも、要因のひとつ。
ライフスタイルの変化に伴って、ちり紙の需給が減ってきたのです。
近い将来には、ちり紙が日本から姿を消す日が来るかもしれません。
そう考えると、古き良き日本の伝統文化が消えて行くような、何とも寂しい気持ちになります。
